ふゆぞらグルメ
子どもたちが大人になる頃に、どんな地域になっていて欲しいか
沢山考えたうちのひとつを形にしました。
私たちは2013年にスタートした福祉活動を母体とした
プロジェクト。
その活動で見えたのは、
ギリギリまで
自分以外の誰かに相談できないまま苦しい状況に
追い込まれてしまう方がいること。
でも、そうさせているのは周りの環境によることも
大きいという事実。
専門性の高い悩みを、気軽に相談することは
今までの福祉の中では実現してこなかった。
「どんなところなら行ってみたい?」
行きたい場所に
看護師さんや栄養士さんが居て
ちょっとしたことを相談できたら。
そういう環境の積み重ねが、大きな問題を抱える
子どもや家族にしてしまう前に
地域とつながって、サポートしあえる状況へと
変えていく。
沢山言葉で伝えても、
形になってみて初めて伝わることもある。
十勝・帯広の街中にある藤丸百貨店で、
ふゆぞらグルメイベント開催。
おいしいものを食べて、ステージイベントもある!
そんな中に『とかちの保健室』というブースを
オープンしました。
~ひとにやさしい、たのしい、おいしいとかち~
「どこに行って相談していいかわからない」
「何を相談していいかわからない」
そんな地域のかたの声を聞き、
ブースのみんなで
お応えさせていただきました。
とかちだけではない、
東京・神奈川・愛知・北海道と住んで
どの地域にもそういう方が
沢山いると感じている。
まずはひとつの形として
十勝スタンダードになればという想いで、
実現してみた。
この『とかちの保健室』の第一歩が、
日本のスタンダードになるような、
立ち寄ってくださった皆さんの声に
その力強さを感じました。